Oct 18, 2014

信頼できる靴職人

気に入ってしまうとそればかり使いたくなってしまいます。

何日かに一回くらいにした方がいい。ということはよーく分かっているつもりなのですが、ついつい・・・

 

でも、それがこんなに愛用の一品になるかどうかなんて、買うときには分からないのです。値段の高い安いはあんまり関係なく、その頃の気分や体のシルエットや髪形やぜーんぶ合わさって、今はこれがしっくりくる。なのです。

なので、あーこれはもうそろそろ寿命だ。

でも、今日もこれを合わせたい。もう一着まったくおんなじものを買い足したい!

そう思って探しに行く頃にはだいたいもう。

「似てる、けどちょっと違うねん。」

にモデルチェンジしていることがよくあります。

 

なのであきらめてしぶとくヘビーローテーションしているとどこかしらダメになっていきます。

 

 

靴を直してもらいました。

雑居ビルの一室にその靴屋さんはあります。正確には靴磨きを専門に営業しています。

靴と革に関することならそこへ持っていけば何とかなる。

そこでなんとかならないならもうどこへ持って行ってもダメだろう。

そんな安心感がそのお店にはあります。

出来ないことは出来ない。ときちんと言ってくれます。

けれど、ここまでは出来るかもしれない。予算はどのくらいですか。

普段どうやってはいてますか。

この靴なら何年かはき続けるとこうなります。

と、一足の靴にずいぶん向き合ってくれます。

 

靴にその人の日常もどうやら表れるようです。

靴に出来たしわや足の具合でその靴に無理がないかも分かるようです。

 

さて、今回は底がめくれてきたので、張替えをお願いしました。

修理は専門ではないけれど、きっとしかるべきところに出してくれる。

信頼できるお直しの人がいることはとても幸せなことだとお直し好きの私は思っています。

新しい靴くらい、寿命がまた延びたので、また私は毎日のように履いてしまっています。

今回の修理。

底の張替え(しかもちゃんと縫ってある!!)

張替えと合わせて伸びていた靴の大きさも少し縮めてくれたそうです。

Posted in もんぺ研究室

関連記事